Maintenance
Maintenance 異物除去の方法
人工芝に付着した異物の除去・シミ取りの例を下記にまとめました。
飴、甘味飲料、チョコレート、アイスクリームなどの水溶性異物
中性洗剤原液をウエスに染み込ませ、水で泡立て、汚れを拭き取り・除去した後、水で洗い流す。
ペンキ、靴墨など油性異物
ベンジン原液をウエスに染み込ませ、汚れを拭き取り・除去した後、水で洗い流す。
けが等による血液
塩を300倍程度希釈し、その液をウエスに染み込ませ、拭き取り後、水で洗い流す。
ガム
氷かコールドスプレーを使用してガムを固め、その後、ヘラ等で削る。カスが残った場合は、ベンジンまたはマニキュア除光液をウエスに染み込ませ、汚れを拭き取り、水で洗い流す。
砂、汚泥、土砂等
高圧洗浄機にて外に掻き出す。但し、Geofillも一緒に流してしまう可能性が高いため、施工業者に依頼することが望ましい。
※ベンジン及びマニキュア除光液は取り扱い上、火気の使用にご注意ください。
※除去剤を使用後、使用した箇所にGeofillの補充をするか、レーキ掛けをしてください。
※上記に掲載していない理由等で、汚れの除去が出来ない場合は、部分張り替えが出来ます。その場合は施工業者にお問い合わせください。
注意事項
①ゴミや泥などは放置せず、速やかに撤去する
→動物の排泄物はしっかり取り除き、水できれいに洗い流す
②火気・喫煙・飲食の禁止
③日常的に簡単な清掃を行う
→ほうきで払うなど
④気温が高い日は電動掃除機を使用しない
⑤長時間の駐車、重機のオイル漏れ等を避ける
⑥積雪時は回転ブラシやブロアーで除雪する
⑦散水
→雨が降らない日が続く場合行う
⑧メンテナンスは春など温かく乾燥した時期に行う
上記のメンテナンスが行われていれば、月単位のメンテナンスの必要はほぼありません。
・半年ごとのメンテナンス
→使用頻度によって充填材の状態を整える必要がある
・一年単位のメンテナンス
→充填材の状態、弾性(クッション性)のチェック
禁止事項
- 仕様書と異なる砂や充填材の導入
- 不適切な清掃機具、用法、材料の使用
- 芝への圧力(重量のあるものを長時間放置しない)
- 火気の使用
・・・など